爺じの菜園日誌 #2
2023年7月30日(日曜日)
本日も猛烈な暑さ
すみません、すっかり仕事以外の事に忙殺されたり、鉄板の上で焼かれるような暑さに参ってしまい、なかなかキーをたたく気持ちにならず、もう4か月も過ぎてしまいました。
そんな中、怠け者の菜園主をしり目に、我が家の野菜たちは雑草に負けずにすくすく育ち、それなりに収穫ができて、食卓をにぎわせてくれています。
書き残せなかったこの4か月を、ざっとおさらいをしてみますね。
・4月
毎年繰り返しではありますがジャガイモ(男爵とキタアカリ)を植え付け、長ネギは地元の「沼須ネギ」の苗を購入してを植え付けました。
・5月
遅霜を心配しながらも、ゴールデンウイークには市販のきゅうり、ナス、トマト、パプリカ、しし唐やピーマンの苗を植え付けました。トマトはもちろん味の良いデルモンテの大玉「ぜいたくトマト」、川が薄くて味の良いミニトマト、パプリカもデルモンテ開発のものです。
また、これも毎年恒例ですが、居間の窓脇に大きなプランターを用意して、いわゆる「グリーンカーテン」として白と緑のゴーヤを植え付け、2階のベランダからネットを張り、そこにツルがが伸びるようにします。
このころになると、昨年冬に種まきをしたスナップエンドウが白い花を咲かせ、次々にぷりぷりした甘いサヤを付けてゆきます。隣では昨年の初冬に植え付けた紅白の玉ねぎが急速に太り始めています。5月はまた畑に直接種まきをする時期でもあります。我が家では直接畑にたねまきをするものとして、ビールのお供になる枝豆、スイートコーン、サラダやみそ汁の具になるインゲンマメやモロッコインゲン、カレーや冷ややっこに必需品となるオクラもまきました。
・6月
5月に植え付けた野菜たちはぐんぐん成長して、トマトは脇芽かきや誘因作業など時間をみつけてはこまめに管理作業をしました。
手抜きが得意な菜園主ですので、すくすく育つ野菜たちの管理が遅れ気味。また梅雨の潤沢な雨で生育が良い雑草に、ついつい負けてしまう時期でもあります。この時期になると、我が家の最大の点滴、テントウムシダマシの襲来が気になるところです。一見可愛らしいムシ君ですが、その食欲は旺盛で、一夜のうちにジャガイモ、ナスの葉が網目状に食い荒らされてしまいます。
比較的食べられないきゅうりの防壁や生育の早いスイートコーンを鉱物の野菜たちの防壁にしますが、それでも敵は侵入してきますので、最近は防虫ネットで虫よけをしています。殺虫剤は植え付けの時だけ使用し、それ以降は無農薬栽培を貫いているのですが、収穫期に入ると特にナスは果実にムシのかじりついた跡がのこってしまいます。
6月の収穫は玉ねぎが収穫できました。今年はいつもより大玉で、来ていただく患者さんにお伺いをすると、皆さん大きなものが収穫できたとおっしゃっていました。ですので、今年の出来は私の腕が良かったのでは無い事を知り、ちょっぴりがっかりです。
・7月
この数年は梅雨明けが早いことと気温が高めなこともあるのでしょうが、例年より野菜たちの生育が早く、初旬にはジャガイモの収穫が始まり、きゅうりが取れ始め、中旬にはナス、ミニトマト、しし唐などのピーマン類が取れ始めました。また直接種まきをしたインゲンやモロッコなども急速にツルを伸ばし、たくさんの実をつけて、次々と収穫をしています。
7月の下旬に入ると、ジャガイモを収穫した畑にはスベリヒユやイネ科の雑草が大きく伸び始め、畑の様相がすっかり変わってきます。この暑い中、よく頑張ってるなぁと思いながらも、どうやって雑草胎児をしようかと、躊躇しつつ眺めているこの頃です。また、余りにも雨が少ないので、両手に水を入れたバケツをぶら下げて、ヨロヨロ、ヨチヨチしながら夏野菜に水やりをしました。雨夜振れ!!!
もうすぐ、8月、今度は秋野菜の植え付けの準備や種まきの時期が来ていますので、のんびりもしておられないなぁ。と思いつつも、このくそ暑い日差しの下で農業で一生懸命作物を作ってくださっている農家の皆様には感謝をしなくてはと思っています。
・余談
ゴールデンウイーク明けには、我が家恒例のいちごジャムづくりに一日を当てます。今年も渋川市の樽のイチゴ農園に予約したジャム用イチゴ6キロを買い取りに行き、午後から瓶の殺菌作業、並行していちごのヘタ取り、瓶の殺菌が終わればいよいよジャムづくりです。約2時間ほどゆっくり煮詰めて瓶詰めをすれば終了です。ふつふつ沸騰しているジャムを熱いうちに瓶いっぱいに入れて、ふたをしたらさかさまにして冷えるまで放置すれば、ほぼ無菌充填したジャムが完成します。今年も煮詰め方が不足して、ちょっと緩めのジャムになってしまいました。いちごと砂糖とレモン汁だけの純潔なジャムですので、自慢の一品ですが毎年同じものができないのが欠点です。
では、今度は秋野野菜作りのお話ができますように、頑張りますね。